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インスタ発信が伸びないのは“コンセプト”がないから|見た目より大事な立ち位置のつくり方

miho
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「毎日インスタ投稿してるのに、全然伸びない…」
「いいねもフォロワーも増えなくて、正直疲れてきた…」

そんな風に感じたこと、ありませんか?

その原因は、投稿内容でも見た目でもなく──
あなたの“立ち位置”があいまいだから

実際、わたしも
ライティングコーチという肩書きで発信を続けてきましたが

わたしが届けたい本質は「書き方のテクニック」ではない。

言葉を使って“その人らしさ”を引き出し、
選ばれる存在にしていくこと。

それが本当にやりたかったことだったのだと気づきました。

そして、わたしは
「ことばを軸にブランディングする人」
として再スタートを切りました。


今回は、そんな自分自身の経験をもとに、
インスタ発信における“コンセプト=立ち位置”の重要性についてお話ししたいと思います。

コンセプトがないと、インスタ発信は迷子になる

「この講座では〇〇が学べます」
「こんなお悩みありませんか?」
「3つのコツで解決します!」

──そんなテンプレ的な発信があふれる中で、


読者の心に“ぶっ刺さる”アカウントは、実にほんのひと握り。

その違いは何か?

こたえは、“コンセプト”が勝てるものになっているかどうかです。

もう小手先テクニックでは太刀打ちできません。

よくインスタでは「アカウントコンセプトを決めよう」と言われます。

「誰に・何を発信して・どうなってもらうか」
という3点セットで語られるのが王道パターンです。

たしかに、発信初心者にとってはとても有効な視点。
でも、私の考えは違います。

それは次からくわしく解説します。

アカウントコンセプトではなく、ビジネスコンセプトから考えるべき

アカウントコンセプトを考える前に必要なのは、
あなた自身のビジネスの核を言語化することです。

単なる投稿戦略ではなく、
ブランド設計・ポジショニング戦略に関わる本質的な視点。

アカウントコンセプトは「発信軸」。
でも、ビジネスコンセプトは「核=旗印」です。

その違いを、以下の表で比較してみましょう

項目アカウントコンセプトビジネスコンセプト
考える目的投稿の一貫性・分かりやすさ事業としての方向性と価値の言語化
対象インスタなど特定のSNS発信ビジネス全体・ブランドとしての存在
形式誰に・何をして・どうなってもらうかインサイト・競合の動向を調査し、あなただからできること
機能投稿の軸、世界観の見せ方発信の軸+商品開発+集客動線などすべての設計に影響
発信への影響投稿しやすくなる本質的に「選ばれる理由」が生まれる

つまり、アカウントはビジネスコンセプトにおける
ひとつのタッチポイントに過ぎないのです。

ブランディングとは「見せ方」ではなく「設計」である

わたしが影響を受けたブランディングの考え方に、
柴田陽子さんや細野高広さんのような方々がいます。

彼らの共通点は、ブランドを「どう見せるか」ではなく、
コンセプトをもとにした“計画的な設計”があります。

わたしもこれまでたくさんの事業者さんをサポートさせてもらうなかで
「言葉で設計図を描くようにビジネスを組み立てる」
というスタンスで関わってきました。

だからこそ、インスタも「目立てばいい」のではなく、
ビジネス全体の設計図から逆算して設計すべき場所だと考えています。

発信=営業。だからこそ「立ち位置」がすべてを決める

インスタはビジネスにおいては“営業”の場です。

  • 投稿はチラシ。
  • プロフィールは会社案内。
  • ストーリーズは接客。
  • DMは商談。

こう捉えたとき、まず重要なのが立ち位置。
つまり、「ビジネスコンセプトが決まっていなければ、営業に立てない」
と言っても過言ではありません。

どれだけ内容が良くても、どれだけ見た目が整っていても、
“何屋さんかわからない人”からは買いたくないのが人間です。

だからこそ、「発信の軸」と「ビジネスコンセプト」が一気通貫していること
それが集客や売上に直結する“土台”になるのです。

わたしが「ライティングの人」から「ブランディングの人」に変えた理由

わたしは以前、「文章力を高める」ことを軸に発信していました。

競合がいるなかでも
現役コピーライターであることは強みでしたが、
「文章のうまい人」で終わってしまっていたんです。

あるとき気づいたんです。
自分がリアルの仕事で提供しているのは「書き方」ではなく、

✅ 強みを見つけて、
✅ 想いを言語化し、
✅ 一貫性のあるブランドストーリーをつくること

じゃないかと。


つまり、“ことばを通したブランディング”こそが、
わたしのビジネスの本質。


それなら、ライティングではなく“ブランディングの人”として立ったほうが、伝わる。
そうしてポジションを変えた途端、フォロワーの質も反応も、大きく変わり始めました。

ブランディングは「見た目」より「ことば」から始めるべき

「ブランディング」と聞くと、

  • おしゃれなロゴ
  • 肩書きにふさわしいビジュアル
  • ハイセンスな世界観

そんな“見た目の整え”を想像する方も多いと思います。
実際、インスタでは「世界観づくり講座」が人気だったりしますよね。

でも、見た目だけ整えても、
言葉に軸がなければブランドにはなりません。

たとえば…

  • 「あなたって、結局なにをしている人なの?」
  • 「どんな価値があるの?」
  • 「他と何が違うの?」

この問いに一言で答えられない人は、すぐに忘れられてしまいます。

ブランディングは成立していません!!

ブランディングに必要なのは、
コンセプト設計=ポジショニング × 言語化

なのです。

わたしが考える「ことばによるブランディング」とは

わたしが提供しているブランディングは、デザインを変えるものではありません。

  • 「〇〇といえばあなたよね」
  • 「言葉に説得力がある」
  • 「発信が唯一無二」

そう言ってもらえるような“ことばによるブランド設計”です。

具体的には、

  • あなたのビジネスの核を見つけて言語化
  • ビジネスの根幹にある想いの炙り出し
  • ストーリーを軸にした発信をつくる

こういったプロセスを通して、
あなたの発信が「共感」だけでなく
「記憶」に残るブランドになるようお手伝いをします

発信が変わるのは、商品ではなく「立ち位置」を変えたから

ここで強調しておきたいのは、
わたしの提供する講座やサービス自体は、
大きく変えていないということ。

変えたのは、あくまで「コンセプト=ポジション」だけ。

  • “ライティングを教える人”ではなく、
  • “ブランドを一緒に言葉でつくる人”へ。

それだけで、集まってくる人が変わり、響き方が変わり、
結果として売上や満足度も上がっていきました。

コンセプトを立てることは、「自分の旗」を立てること

どんなにいいサービスでも、どんなに熱い想いでも、
それが伝わらなければ、存在しないのと同じ。

だから、まずは旗を立てること。
マーケットをリサーチして
他の人がやっていない「手抜かりの空白」にピンを置くのです。

これが、ブランディングの第一歩です。

そのためには自分のビジネスの核を自分が見出し言語化していく必要があります。

まとめ|インスタ発信で選ばれる人になるために

「なんだか反応がない」
「いいねはつくけど、売上につながらない」


そんなときは、立ち位置(コンセプト)を見直してみてください。

発信のタネはあなたのビジネスの根本にあります。
インスタのなかだけにいては大切なものを見失ってしまいます。

まずはビジネスの土台を言語化することからはじめましょう!

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ABOUT ME
miho
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コピーライター
2009年に独立して企業やお店のコンセプトメイク・取材執筆など言葉で魅力を発信するお手伝いをしてきました。2024年から独自メソッドによる「エモーショナルライティング講座」を始動。「起業家さんたちの文章力を劇的UPさせる」を掲げ、心を動かす発信をレクチャーしています。
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