“聞く力”でセールスと発信力が変わる!おすすめツール3選【起業家向け】

「言葉にしようとしても、どうしても伝わらない」
「がんばって発信しているのに、響いている感じがしない」
そんなとき、見直してほしいのが “聞く力” です。
起業家にとって、発信とは=ひとりごとではなく“対話”。
相手の想いや背景を聞き取り、共感を持って言葉に変換できる人は、
セールスでもファンづくりでも、自然と成果を出せるようになります。


この記事では、私自身がコピーライターとして培ってきた「取材スキル」をベースに、起業家の“伝える力”を育てる「聞く力」と、実践に役立つおすすめツール3選」をご紹介します。
なぜ起業家に「取材力」が必要なのか?
「取材」と聞くと、ライターの仕事と思われがちですが、
起業家にとっても、取材スキルは強力な武器になります。
たとえば…
- お客さまの声を深く聞き、サービス改善に活かす
- お客さまの言葉からセールスをしていく
- 他者の体験からインスピレーションを得る
- 自分自身にインタビューすることで、プロフィールやブランドストーリーを言語化する
これらすべてに共通するのが「聞く力」=“引き出す力”です。
聞く力を育てると、「書く力」も育ちますし、「セールス力」も高まります。

「聞く」を実践に変える!おすすめツール3選
ヒアリングを通じて、お客さまの想いや背景に触れることで、
自分の言葉も整理され、より伝わる表現ができるようになるんです。
では、実際に「聞く力」を行動に移すための、実用的なツールをご紹介します。
ICレコーダー|大事な言葉を、確実に残す
会話に集中するには、録音が必須。
相手の話に頷きながらメモをとるのは意外と難しいんです。
私が愛用しているのはこちら:
私は基本的に取材時はレコーダーを持参して、「記録のために録音させてもらいますね」と一言述べてから録音するようにしています。
この「録音してますよ」という過程を経ることで、「言った」「言ってない」といった議論をしなくて済みます。なので、何かあったときのためにも録音を相手の前で行うことをお勧めします。

PCの録画機能もいいのですが、データが重くなるので気軽に情報をストックできるレコーダーがおすすめ!
筆記用具|気づきを逃さない“もうひとつの記録”
録音だけに頼らず、自分の視点で印象的な言葉をメモすることも大事。
あとで文章にするときの「切り口」になるヒントが詰まっています。
録音だけでノートを取らないという人もいますが、
あとから見返して要点がわかるので筆記はおすすめです。

個人情報の観点からわたしはノートはつかわずプリントの裏紙を使って、使い終わったらシュレッダーしているよ。
ペンは無くしても凹まず、使うとテンションが上がるものを使ってます。
愛用アイテムはこちら:
ノートパソコン|デスクトップ派こそ、1台あると世界が広がる
普段はデスクトップPCで作業している方も、ノートパソコンが1台あると行動範囲も発信スタイルも一気に広がります。
たとえば、カフェや現地での打ち合わせ、取材の現場など。
「この場ですぐ書きたい」「メモをまとめたい」と思ったときに、
ノートPCがあると本当に便利!
最近のWordには“音声文字起こし機能”も搭載されており、
インタビューやアイデア出しの会話をそのまま文字にしてくれるのも嬉しいポイントです。

自宅ではデスクトップ、外ではノート。
使い分けることで「思い立ったときに書ける」が実現します。
発信のスピードもクオリティも変わる、おすすめの1台です。
話を“引き出す”6つのコツ|起業家の対話力UPに
「相手と向き合う」ために意識したい5つの姿勢をご紹介します。
タイミング | コツ | ポイント |
---|---|---|
挨拶・顔合わせ | リアルの場合は名刺交換の際に名前やデザインに言及 | 相手の緊張をほぐす |
話のはじまり | 話の趣旨や目的を伝える | 話すべきポイントを明確にできる |
ヒアリングスタート | 聞く事を順番に聞くだけの「調査」にならないように気を付ける。 | 聞いたことに対して反応する |
話の途中1 | 大きめのリアクション | 相手を“乗せる”姿勢が会話を深める |
話の途中2 | 「こういうことですか?」と確認 | 理解のズレを防ぎ、信頼感アップ |
ヒアリング(商談)後 | 要点をまとめて感想を伝える | 話の中の価値を“言葉”で返すことで対話が完成 |
まとめ|“聞く力”は、あなたの発信を変える起点になる
誰かの声に耳を傾ける。
自分の感情に耳を傾ける。
その“聞く力”こそが、言葉の深さやセールスの温度感を変えてくれます。
そして、それを支えてくれるのが「良い道具」。
今回ご紹介したツールは、すべて私が実際に使ってよかったものだけを選びました。
言葉で伝える力を育てたい起業家さんに、心からおすすめします。