「ローンチ」って何?“いまさら聞けない”を卒業するためのやさしい解説

最近、起業家さんやSNS界隈でよく耳にする「ローンチ」という言葉。
でも、いざ「ローンチってどういう意味?」と聞かれると、
ちょっとあやふやかも…という方、けっこう多いんです。
今回は、私自身がブランディングやコンセプト設計の現場で何度も耳にしてきた「ローンチ」という言葉について、わかりやすく、実体験も交えながら解説します!

「ローンチ」とは?ビジネスを“世に出す”こと
ローンチの語源
この「ローンチ」という言葉は、「進水させる」「世の中に送り出す」という意味をもつ英語の「Launch」に由来します。

日本語訳にすると「進水させる」。
ビジネスに置き換えると、
新しい商品やサービスを「世に送り出す=ローンチする」というイメージ。
私が関わってきたプロジェクトでも「◯月◯日にローンチです」と連絡をもらうことはよくあります。
それは「さあ、いよいよ始まるぞ!」というスタートの合図なんです。
「リリース」「キックオフ」との違いは?
よく似た言葉にこれらがあります。
カタカナ用語ってややこしい…。
私も最初は「どれがどれだっけ?」と混乱していました。

ここで簡単に違いを整理しますね。
▶ リリース:情報を“発表”すること
「新曲リリース」や「プレスリリース」など、
どちらかというと無形の“情報”を世に出すときに使われます。
▶キックオフ:プロジェクトを“始動”すること
ビジネスでは「キックオフミーティング」という言葉も。
これは“これからチームで始めますよ!”という号令みたいなもの。
つまり、
- プロジェクトがスタート → キックオフ
- 情報を世に出す → リリース
- 製品やサービスが世に出る → ローンチ
こんなふうに使い分けてくださいね。
「プロダクトローンチ」ってよく聞くけど、なに?
たとえば、スマホの新モデルが発売前から話題になっていること、ありますよね?
それ、まさに「プロダクトローンチ」の典型例。
発売前に情報を小出しにして、
ファンをワクワクさせながら、発売と同時にドカン!と売る。
これが「プロダクトローンチ」というマーケティング手法です。
私自身も、講座を開講するときは、すぐには販売しません。
構想→発信→無料体験→予約受付…というプロセスを経て、ローンチを迎えます。
ローンチを支える“お客さま”の存在とは?
▶ ローンチカスタマー:スタートを支える“予約購入者”
実は、ローンチの成功に欠かせないのが「ローンチカスタマー」の存在。
これは、まだ商品が世に出る前から応援し、予約してくれるお客さまのこと。
私も以前、あるクラウドファンディングで、まだ世に出ていない化粧品に5万円を投資したことがあります。
正直、商品も届いていないのにお金を払うのはドキドキしました。
でも、「これは応援したい」と思えるストーリーがそこにあったんです。
このように、ローンチカスタマーは“商品だけじゃなく、想いごと応援する人たち”。
この存在がビジネスの安定を大きく左右するのです。
どうやってローンチカスタマーを集める?私のおすすめ2選
① インスタグラムで“育てる”
投稿、リール、ライブ…うまく使い分けることで、
“販売前から”ファンを育てることができます。
私はライブで、お客さまの問い合わせに答えたり自分の過去を素直に語ることが多いです。
すると、「mihoさんの想いに共感しました」と言って購入につながることも。

② クラウドファンディングで“巻き込む”
資金調達だけでなく、テストマーケティングの場にもなるクラファン。
「世の中が本当に必要としているのか?」を知る場でもあり、
予約購入=ローンチカスタマーを集めることにもつながります。
まとめ|ローンチは“届けたい人に想いを届ける”瞬間
「ローンチ」という言葉、なんとなく難しそうに見えるかもしれません。
でも、その本質は「いよいよ届けるよ」というスタートの合図です。
あなたの想いをのせた商品やサービスを、
誰かの元へしっかり届ける。
そのために、“準備すること”も、“想いを語ること”も、
ぜんぶローンチの一部です。
あなたも、あなただけのローンチストーリーを描いてみませんか?