共感を生む“ストーリー型ライティング”の書き方|インスタ投稿にも使える!

「文章を書いても反応がない…」
「読んではもらえるけど、心が動いてない気がする…」

そんなときは、
“情報”ではなく“感情”を届ける書き方に変えてみましょう。
その鍵となるのが、
ストーリー型ライティングです。

特にInstagramのように、“感情で動く”プラットフォームでは、
ストーリーで語る投稿が強い。
今回は、共感されるストーリー投稿をつくるための書き方とコツをお届けします。
共感される投稿には“共通点”がある
反応の良い投稿に共通しているのは、
- 読んだ瞬間「わかる!」と感じられること
- 自分のことのように感じられること
- 感情が動く“ドラマ”があること
つまり、
あなたの物語に、読者が自分を重ねられる状態になっているということ。
そのためには、感情や葛藤を“リアルに描くこと”が大切なんです。

ストーリー型ライティングとは?なぜ効果的なの?
ストーリーとは、ただ出来事を並べることではありません。
「感情の流れ」を見せることです。
人は感情に共感し、そこに惹かれます。
だからこそ、
ノウハウよりも、実績よりも、
「そのとき何を感じたか?」が伝わると、深い共感が生まれるんです。

共感を生むストーリー構成「B・C・Aの法則」
わたしがおすすめしているのが、
「B・C・A(ビー・シー・エー)の法則」
これは、
- Before(過去・悩み)
- Change(転機・気づき)
- After(今・伝えたいこと)
という順で、感情の流れを自然に見せられる構成です。

Before(悩み・葛藤)
読者が一番「わかる!」と感じるポイント。
今の読者が直面している悩みと、同じところに立つことが重要です。
▶ 例文:
「発信しても、ずっと“いいね3件”。
“誰にも届いてない…”って落ち込んで、
正直やめたくなった時期もあった。」
Change(気づき・転機)
その状況を変えるきっかけ。
気づき、失敗、誰かの一言など、感情が動いた瞬間を見せます。
▶ 例文:
「ある日、フォロワーさんに言われたんです。
『みほさんの言葉刺さります!』って。
“届いてたんだ”って初めて実感して、
書くことをやめなくてよかったって思えました。」
After(今・伝えたいこと)
経験を通じて、今だからこそ伝えたいメッセージを届けます。
読者の背中をそっと押す言葉で締めくくるのがコツです。
▶ 例文:
「もし、あの頃のわたしと同じように悩んでいるなら。
大丈夫、届いてるよ。
それはたったひとりかもしれないけれど。
だから、あなたの言葉で、また発信してみてほしい。」
よくあるNG例と改善ポイント
×:ノウハウだけで終わる
→ 読者が“感情移入”できない
×:「私は〇〇しました!」で終わる
→ 自慢や報告のように見えてしまう
✅:感情の流れを見せることで、読者自身が重ね合わせられる
インスタ投稿にどう活かす?ストーリーの切り口アイデア

ストーリー型投稿でおすすめの切り口はこちら👇
- 昔の自分に伝えたいこと
- 初めて〇〇したときの話
- 挫折から学んだこと
- お客様との印象的なエピソード
- 今日ちょっと嬉しかった小さなできごと

“特別な話”じゃなくていいんです。
心が動いた瞬間こそが、共感を生むストーリーになります。
まとめ|“感情が動いた瞬間”を書こう
情報より、感情。
正解より、実感。
誰かの心を動かす文章には、あなたの心が動いた記憶が必要です。

ストーリー型ライティングは、
“書き方のテクニック”というより、気持ちの届け方。
まずはひとつ、
「今日はなにに心が動いたかな?」と問いかけてみてください。
それが、誰かの背中を押す言葉になるかもしれません。
▶ 関連記事もおすすめです
インスタ投稿ネタが湧き出す“魔法の質問リスト”はこちら
書けない日はどうする?迷ったときの投稿リスト